ウーマナイザー ネクストデュオ

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ネクストデュオに惹かれたのは、これまで別々に味わってきた二つの心地よさが、ひとつの一台で同時に寄り添ってくれる、と知ったからでした。
シリーズのなかでも機能を重ねた、上位にあたる製品です。
デュオ2で感じた二つの感覚の重なりが、さらにどう深まっていくのか。
その続きを、自分の体で確かめてみたくなりました。
正直に言えば、最初は少し気おくれもありました。
多機能なものを前にすると、使いこなせるだろうか、と身がまえてしまうところが、わたしにはあります。
けれど箱を開けてみると、二つの操作はそれぞれ独立していて、思っていたよりも素直に向き合えそうだ、と感じました。
二つの刺激が、同時に寄り添う
ネクストデュオは、外側をやさしく包む吸引と、内側にそっと寄り添う動きを、同時に届けてくれる一台です。
吸引の仕組みには、ネクストで使われている新しい技術が引き継がれていて、直接ふれずに、空気の流れで包み込まれる感覚は、これまでよりも繊細に感じられました。
わたしの体感では、強く押し出すというより、呼吸のように寄せては返す、という言い方がいちばん近いと思います。
強さの段階はとても細かく選べるので、ごく弱いところから、自分にちょうどいい場所を、時間をかけて探していけます。
急かされることがなく、その過程そのものが、自分をいたわる時間のように感じられました。
最初の一段階が、ほんとうにそっとしたところから始まるので、構えずに踏み出せたのもありがたかったです。
自分の組み合わせを見つける
この一台のいちばんの持ち味は、二つの仕組みを別々に調整できることだと思います。
外側をおだやかにして、内側を少しだけ立たせる。あるいは、その逆。
日によって、自分に合う組み合わせを探っていけるので、同じ製品でも、まるで違う表情を見せてくれます。
足し算というより、二つが溶け合って一つの流れになっていく感覚は、デュオ2のときよりも、さらになめらかに重なっていくように感じました。
はじめのうちは、二つを同時に意識しようとして、かえって落ち着かないこともありましたが、力を入れて操作するというより、流れにまかせる、という感覚がつかめてくると、急に景色がほどけていく瞬間がありました。
質感と、本体の存在感
本体はボディセーフのシリコンで、肌に当たる面に角がなく、なめらかでした。
ただ、機能を重ねたぶん、手に持つとしっかりとした存在感があります。
手の小さい方には、少し扱いにくく感じられるかもしれません。楽な姿勢を整えてから、ゆっくり向き合うほうが、落ち着いて過ごせると思います。
当たる位置も、自分に合う場所を見つけるまでには、少し探る時間が必要でした。
けれど、その手探りもふくめて、自分の感覚と向き合う時間なのだと思えば、気にはなりませんでした。
静けさのこと
うれしかったのは、肌にふれているときだけ動く仕組みが入っていることでした。
使っていないあいだは静かに待っていてくれるので、不意の音に気をとられることが少なく、夜の時間にも向いていると感じました。
二つの仕組みが動くぶん、強くしていけばそれなりの気配は出ますが、おだやかなモードであれば、静けさをこわしてしまうほどではない、という印象です。
同居している方がいる環境では、強さと時間帯を選べば、過度に神経質にならずにいられると思います。
余韻と、手入れ
強さをすっと下げて、余韻をゆっくり味わえる仕組みがあるのも、わたしには合っていました。
終わりを急がずに、静かに整えていける時間は、思っている以上に心をほどいてくれます。
完全防水なので、使ったあとに丸ごと洗い流せるのも安心でした。
かたちが入り組んでいるぶん、吸引口のあたりは水気をよく拭いて、乾かしてからしまうようにしています。
専用のポーチがついているので、清潔に保ったまま、そっとしまっておけるのもありがたい点でした。
どんな人に向いているか
はじめての一台としては、機能の多さも本体の存在感も、少し大きく感じられるかもしれません。
けれど、シリーズの基本にすでに親しんでいて、二つの心地よさをじっくり深めてみたい。
そう思う方には、ていねいに応えてくれる一台だと思います。
デュオ2を使ってきて、次の段階を探している方にも、自然な選択肢になるはずです。
背伸びをして選ぶというより、自分の感覚をもう一歩知りたくなったときに、そっと手をのばす。
そんな付き合い方が似合う製品だと感じました。
静かな夜の終わりに
二つの感覚が溶け合っていく時間は、これまでよりも一段、奥行きのあるものでした。
機能の多さに身がまえていたはずが、気づけば、ただ自分の感覚に正直になっていた。
そんな夜もありました。
何を心地よいと感じるかは人それぞれですが、自分の心地よさを、もう一歩深く探ってみたいと思ったとき、静かに寄り添ってくれる一台だと思います。