コンドームのサイズの選び方|装着感を左右するいちばん大きな要素

コンドームのサイズの選び方ガイドのアイキャッチ画像。黒い背景に大きさの異なる2つの円弧をローズピンクの線で描き、径の違いを表現した抽象イラストと記事タイトル

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コンドームの話題では、薄さや素材のことはよく語られるのに、サイズの話はどこか後回しにされがちです。けれど、いくつもの製品を試してきて、装着感を左右するいちばん大きな要素は、実はサイズなのではないかと感じるようになりました。ここでは、サイズを考えるときの手がかりを、静かに整理してみたいと思います。

サイズが合わないと、何が起きるのか

大きすぎるものを使ったとき、まず感じるのは「ずれていないだろうか」という落ち着かなさでした。根元の締まりが緩いと、動きのなかで少しずつ位置が変わっていく感覚があり、行為そのものに集中しにくくなります。ずれや外れは避妊の面でも不安につながると言われていますから、この落ち着かなさは軽く見ないほうがいいと思っています。

逆に小さすぎる場合は、締めつけの違和感が先に立ちます。根元が強く締まりすぎると、圧迫感や痛みに近い感覚が出ることもありました。薄さや素材がどれだけ好みに合っていても、サイズが合っていなければ、その良さを感じる前に違和感のほうが勝ってしまう。わたしの体感では、そういうことが少なくありませんでした。

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自分に合うサイズを知る手がかり

コンドームのサイズの選び方ガイドの挿絵。黒い背景に大きさの異なる3つの開いた輪をローズピンクの細い線で描き、小さめ・標準・大きめの径の違いを表現した抽象イラスト

幅(直径)という考え方

コンドームのサイズは、長さよりも「幅」で考えるのが基本だと言われています。パッケージには直径や幅の表記があり、これが根元のフィット感を大きく左右します。目安を知りたいときは、細長く切った紙を根元に一周巻いて周囲の長さを測り、それを円周率で割ると、おおよその直径が分かります。夜、ひとりのときに静かに確かめられる方法です。

パッケージ表記の読み方

各メーカーは、標準・大きめ・小さめといった展開や、直径の数値をパッケージやサイトで公表しています。同じ「標準」でもメーカーによって微妙に設計が異なる印象があるので、表記の数値と、実際に使ってみた体感の両方をたよりに、少しずつ自分の基準をつくっていくのがよいと思います。

小さめサイズを実際に試した体感は、オカモト スマートボーイのレビューに詳しく書いています。標準サイズにゆるさを感じてきた方の参考になれば。

タイプ別の選び方

まずは標準サイズから試す

迷ったときは、標準サイズの定番製品から試してみるのが、遠回りのようでいちばんの近道だと思います。標準サイズで「少し緩い」「少し窮屈」といった体感が得られれば、それが次に選ぶサイズの確かな手がかりになります。選び方の全体像は、はじめてのコンドーム、何を選ぶかでも整理していますので、あわせて読んでいただけたらと思います。

大きめ・小さめが気になるとき

標準サイズに窮屈さを感じる方には、大きめの展開がある製品が選択肢になります。わたしが試したなかでは、オカモト ビッグボーイのような大きめ設計の製品は、締めつけの違和感がやわらぎ、装着していることを忘れやすい印象がありました。逆に緩さを感じる方は、フィット感を重視した設計の製品や、素材の伸縮性がある製品を選ぶと、根元の落ち着きが変わってくると思います。素材によるフィット感の違いは、相模 Sグラスのレビューでも触れています。

おわりに

サイズの話は、誰かに相談しにくいぶん、ひとりで抱え込みがちなテーマだと思います。けれど、合うサイズを見つけたときの安心感は、薄さや素材の好みよりも先に効いてくるものでした。夜の静けさのなかで、焦らずに、自分の基準を少しずつ確かめていく。そのための手がかりに、この記事がなれたらうれしく思います。

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