オカモト ゼロワン 0.01

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0.01ミリ。その数字をはじめて目にしたとき、わたしは正直、うまく想像がつきませんでした。
オカモトのゼロワンは、003シリーズでよく知られる同社が、薄さをさらに突きつめてつくったポリウレタン製のコンドームです。
薄ければ薄いほどよい、というものでもないだろう。
そう半ば疑いながら手に取ったのですが、実際に使ってみると、この製品には数字だけでは語りきれない性格があるのだと感じました。
今夜は、その体感を静かに書き残しておきたいと思います。
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手にしたときの印象
箱は黒を基調とした落ち着いたデザインで、寝室の引き出しにしまっておいても主張しすぎないたたずまいです。
個装から取り出してまず目を引くのは、膜の透明感でした。
ラテックス製の乳白色とはあきらかに違う、澄んだ見た目をしています。
指先でふれると、さらりと乾いた手触りで、ゴム特有のにおいがほとんど感じられません。
ポリウレタンという素材の性格なのだと思いますが、弾力でぐんと伸びるというより、薄い膜がぴんと張っているような感触です。
そして何より、あまりの薄さに、扱いには自然と丁寧さが求められます。
開封の時点で、静かな緊張感のようなものを覚えたのは、この製品がはじめてでした。
ちなみに、ゼロワンにはゼリーの量を増やしたタイプなど、いくつかの展開があります。
今回わたしが使ったのは標準のタイプですが、潤いを重んじる方は、そうした選択肢があることも覚えておくとよいと思います。
個装の開け口は分かりやすく、薄さのわりに取り出しやすさへの配慮が感じられました。
こういう細部のつくりに、長く医療機器と向き合ってきたメーカーの実直さがにじんでいる気がします。
オカモト ゼロワン 0.01ミリ オカモト001 コンドーム 3個入
使ってみた体感

装着感
装着してまず感じたのは、膜の存在感のなさでした。
003シリーズでも十分に薄いと感じていましたが、ゼロワンはそのさらに先にいる印象です。
わたしの体感では、着けているという意識そのものが、途中でゆっくりほどけていくような感覚がありました。
熱が伝わりやすい素材だと言われますが、たしかに、隔てられている感じの少なさは、この製品のいちばんの持ち味だと思います。
薄さという言葉が、単なる数値ではなく、自然さとしてかえってくる。
そんな装着感でした。
003シリーズからの乗り換えを考えている方は、その差を数字ほど劇的なものとは思わないほうがよいかもしれません。
ただ、確かに一段階、意識の遠のき方が深い。
その微差にこそ、この製品の存在意義があるのだと思います。
オカモト ゼロワン 0.01ミリ オカモト001 コンドーム 3個入
フィット感
一方で、フィット感には素材の性格がはっきりと出ます。
ポリウレタンはラテックスほど伸縮しないため、サイズが合えば最初からぴたりと密着しますが、合わない場合は、ずれやすさを感じる場面があるかもしれません。
わたしの場合、大きな問題はありませんでしたが、伸びてなじんでいくタイプではないことは、心に留めておいたほうがよいと思います。
ご自身のサイズと相談しながら選ぶ製品だと感じました。
オカモト ゼロワン 0.01ミリ オカモト001 コンドーム 3個入
安心感
使っている最中に強度の不安を覚えることはありませんでした。
ただ、これだけ薄いと、装着のときに爪を引っかけないよう、いつも以上に気をつかいます。
安心感というのは、製品そのものの信頼性だけでなく、扱う側の心の余裕も含めての話だと思うので、この繊細さは、わたしのなかで評価をひとつ分けるところでした。
慌ただしい夜より、丁寧に扱える余裕のある夜にこそ向いている一枚だと思います。
オカモト ゼロワン 0.01ミリ オカモト001 コンドーム 3個入
コスパ
入っている枚数は控えめで、日々の常備品として気軽に使うには、少し贅沢な部類に入ると思います。
毎回の定番というより、ここぞという夜のための一枚。
そういう位置づけで手元に置いておくと、この製品との付き合い方はずっと自然になる気がします。
惜しみなく使うものと、大切に使うもの。
引き出しのなかで役割を分けておく、という考え方もあるのではないでしょうか。
オカモト ゼロワン 0.01ミリ オカモト001 コンドーム 3個入
合う人、合わない人
薄さがもたらす自然な感覚をいちばんに求める方には、一度は試す価値のある製品だと思います。
ラテックスのにおいが苦手な方や、アレルギーが気になる方にも、素材の面で選択肢になってくれます。
逆に、伸縮性のあるなじみやすさや、細かいことを気にせず使える気軽さを求める方には、003シリーズや、ほどよい厚みの定番品のほうが合うかもしれません。
繊細なものを丁寧に扱うことを、面倒と感じるか、それとも愉しみと感じるか。
分かれ目は、案外そういうところにあるように思います。
また、これは薄い製品全般に言えることですが、はじめて使う夜は、時間の余裕があるときを選ぶのがよいと思います。
慣れない薄さに戸惑って、せっかくの一枚を無駄にしてしまうのはもったいない。
落ち着いた気持ちで、ゆっくり向き合ってみてください。
オカモト ゼロワン 0.01ミリ オカモト001 コンドーム 3個入
おわりに
0.01ミリという数字は、たしかにこの製品の看板です。
けれど実際に使ってみて心に残ったのは、数字の印象よりも、隔たりが薄れていくときの静かな感覚のほうでした。
特別な夜のために、引き出しの奥にそっと備えておく。
ゼロワンは、そういう付き合い方の似合う一枚だと思います。
この記事が、あなたの選択の小さな手がかりになればうれしいです。
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